本の紹介『読んだら忘れない読書術』 〜アウトプット前提読書のすすめ〜
文化庁が平成31年に全国の16歳以上の男女3,590人に行った調査によると、日本人の約半数が1ヶ月に本を1冊も読まないと回答しています。また、日本人の平均読書量は年間12,3冊
らしいです。
現在はコロナ禍でおうち時間が増えていることもあり、この調査の時よりは増えていると考えても良いかもしれませんが、読書習慣がない人が急に読書を始めるのはややハードルが高いのではないでしょうか?
そこで、読書習慣のない人に私がおすすめしたいのは、『読んだら忘れない読書術 』(樺沢紫苑 著)です。
以下が私のおすすめポイントです。
1.効果的な読書の方法について具体的に書いてある
著者は「読書をしても、内容を人に説明できなければ、読書していないのと一緒である」と述べており、アウトプットを前提とした読書を読者に薦めています。
それは、読書により自己成長が促進され、考え方だけでなく実際に自分の行動が変化し、自分を取り巻く現実が少しでも良くなる事ができるからです。
さらに、読書術についても具体的に書かれており、著者が実践している読書ノウハウを学ぶことができます。
2.読書がしたくなる!
「健康」「お金」「時間」「人(つながり)」「自己成長・自己実現」この中であなたが最も大切にしているものは何ですか?
読書をすることにより、これら全てを得られるとしたら、あなたは今後どう行動しますか?
上記の他に、
・他人の経験や考えを学ぶことができる
・文章力がつく
・あるとあらゆる仕事力をアップできる
・(読書で行動が変われば)ストレスを緩和できる
・知能が高くなり脳のパフォーマンスUPに繋がる
などなど、読書によるメリットは非常に大きいです。
メリットを考えるより一番は読書を楽しむことであり、著書では自分の大好きな一冊「運命の一冊」を見つけることをおすすめしています。
読書を楽しみながら、著者の経験や考え方を知識に変えて自己成長できれば人生をより豊かなものに変えられるはずです。
この記事をきっかけに読書と読書によるアウトプットを始める人がひとりでも増えてくれると嬉しいです。