とぅるー OUTPUTNote

サラリーマンの雑記ブログです。日々の気付きや心身の健康に役立つことを発信していきます。

SNSには攻略法がある!

 10月16日(土)に私が所属している樺沢紫苑さん主催のコミュニティ「ウェブ心理塾」にてセミナーを受講してきました。今回のテーマは「SNS完全攻略セミナー」です。

具体的には、FacebookInstagramTwitterの活用方法について学んできました。

 

Twitter

「総フォロワー10万人達成のTwitter活用術!Twitterの伸ばし方セミナー」講師:アフィラさん

 

Instagram

「あなたの努力を無駄にしないSNS情報発信Instagram編」講師:野上浩一郎さん

「インスタグラム実践報告 4ヶ月で1万人フォロワー突破した方法」講師:もるさん

 

Facebook

SNS完全攻略セミナー Facebook編」講師:樺沢紫苑さん

 

私にとっては初めての「リアル参加」でのウェブ心理塾セミナーでした。

各パートを受講して私が気づいたことを挙げます。

SNSの目的は「情報発信を通して知ってもらう」ことと「交流する」こと

・自分語り、宣伝ばかり、適当なプロフはNG

・行動指針を決めることが最も重要であり、受信者に対して「何を伝えたいか」を明確にする

・行動指針に沿わないことは絶対にしない

・毎日投稿を習慣化する

・複数パターンの投稿を試して、分析し、フィードバックする

 

4名の講師はSNSを楽しみつつ、ビジネスへしっかりと展開されて、結果を出している方々でした。具体的なノウハウや実例もたくさん紹介していただき、さまざまな視点でSNSの活用方法を学ぶことができました。

 

私が今後やっていこうと思ったのは、情報発信の軸を決めつつ、毎日投稿を心がけること。できる限り続けていきたいと思います。

セミナーはSNSをやっているけど、なかなか成果が出ない人にはおすすめです!

動画で何度でも観ることができます。また200本以上の過去セミナーの動画も視聴可能です。様々な業界の人と交流することもできて、楽しい時間でした。

 

▽▽▽SNS完全攻略セミナー」​ 動画申込み ▽▽▽

 

 https://www.event-form.jp/event/23266/2110N

 

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糖尿病という病〜【その4】運動療法〜

こんにちは。とぅるーたです。ご訪問いただき、ありがとうございます。

引き続き「世界一わかりやすい最新糖尿病対策」(玉谷 実智夫 著 時事通信社の気づきをアウトプットしていきます。

 

4回目である今回は運動療法についてシェアしていきます。

運動は始めるのになかなかハードルが高いですよね。できる限り低くすることがポイントになってきます。気軽に運動ができるようになれば、運動が楽しくなります。

 

 

1.インスリン以外に血糖値を下げる方法は「運動」しかない!

食事で高くなった血糖値を下げるにはインスリンが必要ですが、インスリン以外で血糖値を下げる唯一の方法が「運動」です。すい蔵に負担をかけることなく、血糖値を下げることができるので、どの段階の糖尿病の人にも適した治療法です。

運動による効果は大きく分けて2つあります。ひとつは運動することによって消費エネルギーが増加し、代謝が進むことによる「急性的な効果」。もうひとつは筋肉量の増加によって基礎代謝の強化となり「持続的な効果」がもたらされます。

 

2.有酸素運動レジスタンス運動

有酸素運動」はウォーキング、ジョギング、スイミング、サイクリングなど軽〜中程度の長時間続けられる運動であり、血糖値を下げるのに極めて有効な運動です。有酸素運動はできれば毎日、少なくとも週3〜5回、各20〜60分間行い、1週間で合計150分以上することが勧められています。

また、一日に1回だけ45分間するよりも、毎食後の3回、15分間ずつするほうが血糖値が改善するという報告もあります。

 「レジスタンス運動」とは別名無酸素運動とも呼ばれており、短距離走や筋トレなど、筋肉に高い負荷を短時間で集中的にかけておこなう運動です。

筋肉量を増やすことによって基礎代謝が向上し、日常生活を送るだけでもエネルギーが消費されやすい身体になります。

ただし、筋トレなどによる効果は3日で低下し、1週間ほどでほとんど消失すると言われていますので、継続的な運動習慣が大切です。最低でも週2〜3回はやっていきましょう。

私のおすすめの筋トレは「スクワット」です。スクワットに主に効く「大腿四頭筋」は身体の中で一番大きい筋肉です。また、この筋肉は歩くために重要な役割を担っています。

1日10回からでも良いので、スクワットに是非チャレンジしてみてください。

 

3.運動はまとめてしなくて良い!「細切れ運動」のススメ

有酸素運動は20分以上続けないと内臓脂肪が燃焼されない。だから短時間の運動では効果が得られない」と言われていました。しかし、最近の研究では、短時間(5〜10分程度)の運動でも、こまめにおこなうことで体脂肪が減るという結果が出ています。

まとめて運動しようとすると時間の確保が難しく、つい後回しにしがちです。

そこでおすすめなのが、「食後10分間ウォーキング」です。

食後45分〜1時間ほどで血糖値はピークになると言われています。そのピークを下げるため、食後30分〜2時間の間に10分程度ウォーキングをします。もし、よかったらやってみてください。

 

4.まとめ

今回は「運動療法」についてお伝えしました。本日のまとめです。

1.インスリン以外で血糖を下げる唯一の方法は「運動」である。運動には糖代謝を促進する「急性的な効果」と筋肉量が増加し、基礎代謝が上がることでの「持続的な効果」がある。

 

2.運動は「有酸素運動」と「レジスタンス(無酸素)運動」に大別される。「有酸素運動」は可能な限り毎日、少なくとも週3〜5回、計150分以上やると良い。「レジスタンス運動」は週2〜3回、どちらも継続することが大切。

 

3.運動は短時間でも効果あり。5分でも良いのでスキマ時間に運動を続けることで効果が出る。特に食後30分〜2時間の間に10分間のウォーキングがおすすめ。

 

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

記事を読んでの気づきや質問があれば、コメント欄もしくはTwitterでリプライやDMをしていただけると嬉しいです。

 

参考図書:

 

 

ウェブ心理塾で「最強の書き方」を学んでみた

 アウトプットは「書く」「話す」「行動する」であり、アウトプットをすることによって現実世界が変わり、「自己成長」に繋がります。

では、この3つのアウトプットのうち、最も基本的で最も重要なものはなんでしょうか?

それは、間違いなく「書く」ことだと言えるでしょう。

 

9月18日(土)に開催された、樺沢紫苑先生が主催する情報発信者を目指す人に向けた「学び」のコミュニティ『ウェブ心理塾』のセミナー「ブログ・SNS・ウェブライティング最強化セミナー」の動画を本日視聴しました。

 

セミナーでは、コラムニスト「尾藤 克之」さん、文章の専門家「山口 拓朗」さん、そして、「樺沢紫苑」先生の3名の講師が登壇されました。

3名の講師はそれぞれ違った視点でライティング術について説明してくれました。

各パートでの私の気付きとTODOをまとめてみたので、シェアしていきます。

 

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1.アフターコロナ成功のキモは?人間力は不要?『文章力』がすべて(尾藤克之さん)

 尾藤さんは今年6月に出版された「バズる文章のつくり方」の著者であり、Yahoo!ニュースでPV1位を連発しているコラムニストです。

尾藤さんは合間で設問を挟みつつ、ライティング術を上達させる方法について説明してくれました。

 

【気づきとTODO】

【気づき】Twitter×他のSNS(ブログなど)は相乗効果があるので、相互活用すべき。

 

【TODO】Twitterのフォロワーをまず2,000人を目指すため、自分から積極的にフォローしていく。フォロワーを増やすため有益でポジティブな情報発信を継続する。

 

【気づき】世間の洗礼を浴びることが成長のきっかけになる。

【TODO】ブログの記事は「質」より「量」を求め、より多く記事を書くようにする。

 

【気づき】時事問題や他人のPRを手伝うことで、PV数が増える可能性がある。

【TODO】ブログで書評を書くことを継続する。また、TwitterFacebookで時事問題をテーマに投稿してみる。



2.読ませるライティング術(山口 拓朗さん)

 山口さんは文章の専門家であり、文章術に関する著書は国内外で35冊も出版されています。執筆活動にとどまらず、Youtubeやライティングサロンの活動もされています。

山口さんは文章のテクニックについて文例を交えて説明してくれたり、記事タイトルの付け方について具体的に教えていただきました。

 

【気づきとTODO】

【気づき】文章はほとんど読まれない。読者に「読むのやーめた」と思わせないように、人間の「欲」と「心理」を把握することが大切。

【TODO】世間のトレンドをおさえるとともに、「健康」や「学び」に関する情報発信を目指す。

 

【気づき】「落差」を使うと、読まれる記事になる

【TODO】事実と感情の棚卸しを行い、「落差」を使った文章を意識してブログを書く。

 

【気づき】最初の1行(第一センテンス)は重要であり、読まれる文章には必須条件である。

【TODO】ブログの第一センテンスを熟考し、できる限り短く20文字以内を意識する。



3.180万部ベストセラー作家最強ライティング術(樺沢紫苑先生)

 樺沢先生は、作家としての書籍執筆活動のかたわら、東洋経済オンラインなどの記事の執筆なども行っており、月間PV数1位を獲得されています。本の書き方とウェブライティングの書き方はあえて違いを持たせているという先生は、ウェブライティングに関するノウハウを余すことなく伝えてくれました。

 

【気づきとTODO】

【気づき】わかりやすさを追求し、中学生が読んでも理解できる文章が読まれやすい。

【TODO】文章は難しい表現を避け、わかりやすい表現を意識する。

 

【気づき】改行やカギ括弧等をうまく活用し、視認性を高める文章を書くと読みやすくなる。

【TODO】自分が書いた記事は、全体を見渡して、読みやすい文章かどうか評価する。

 

【気づき】分析眼で記事/本を読むとライティング力がアップする。

【TODO】本だけでなく、PVが上位の記事を読む習慣をつける。

 

4.最後に

樺沢先生、尾藤さん、山口さん3人とも言っていたのは、「ベネフィット」を意識して文章を書くということ。(樺沢先生は、ニーズにマッチさせると仰っていました)

「ベネフィット」とは、読者が記事から得られる恩恵。記事の情報により、どのような良い知識を得られるかということです。

読まれる文章を書くためには、読者のことを第一に考え、読者の喜ぶ(得になる)情報を提供することに尽きるのだと改めて考えさせられました。

有益な情報が提供できるよう、今後もインプット/アウトプットを繰り返し実践して、情報発信者へと成長していきます。

 

この記事を読んで、『ウェブ心理塾』に興味がわきましたら、ぜひ入塾を検討してみてください。

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糖尿病という病〜【その3】食事療法・食事で気をつけるべきこと〜

こんにちは。とぅるーたです。ご訪問いただき、ありがとうございます。

前回、前々回に引き続き「世界一わかりやすい最新糖尿病対策」(玉谷 実智夫 著 時事通信社の気づきをアウトプットしていきます。

 

1回目は糖尿病の概要について、糖尿病とはどのような病気なのか?についてお伝えしました。2回目は合併症と併発症、糖尿病の怖さについてお伝えしました。

3回目である今回は糖尿病治療の第一歩、食事療法についてシェアしていきます。

老若男女に役立つ記事ですので、こちらで得た情報を知識にして、ダイエットを始めてみたり、健康増進を目指していただけたら幸いです。

 

 

1.カロリーだけに注目するのは誤りである

減量したい人が食事に際して最初に気にするのが「カロリー」でしょう。

1990年代前半よりカロリーの摂りすぎが肥満の原因であるとされていました。

しかし、日本の肥満者の傾向と摂取カロリーの統計のデータを見てみると、それが間違っていることが証明できます。

1980年時点で日本の肥満者(BMI25以上)の割合は男性18.4%、女性20.7%でした。その後、女性の肥満者の割合はほぼ横ばいでしたが、男性の肥満者の割合は増加し、2018年時点で男性33.6%、女性19.4%となりました。日本人全体で見れば、肥満者の割合は増加傾向にあると言えます。

カロリーの摂りすぎが肥満の原因であるならば、肥満者が増えているのなら摂取カロリーも増えていると予想されます。

国立健康・栄養研究所『身体状況調査』『栄養素等摂取量』2018年」によれば、日本人の1日の平均摂取エネルギー量は1975年の2,226kcalをピークに、2018年には1,900kcalにまで減っています。日本では摂取カロリー量が減っているにも関わらず、肥満者が増えているのです。つまり、カロリーと肥満に相関関係があるとは言えません。

 

あなたが、ハンバーガーショップハンバーガーとフライドポテトとコーラのセットを食べるとしましょう。最も大きなサイズのものを頼むとすると、ハンバーガーは524kcal、ポテト大が527kcal、コーラ大が181kcalで合計約1,222kcalです。カロリーを減らすために同じメニューの最も小さいサイズに替えると、ハンバーガーは256kcal、ポテト小は225kcal、コーラ小は90kcalで合計571kcalです。

日本人の一日の推奨摂取カロリーは活動量の少ない女性で1,400〜2,000kcal、活動量の少ない男性で2,000〜2,400kcalです。571kcalのハンバーガーセットを3食食べても合計1,713kcalなので男女ともに推奨カロリーに収まり、カロリー計算上では問題ありません。

ところが、実際にこの食事を3食続ければ、多くの人が太っていきます。この例を見ても摂取カロリー量と肥満に相関関係がないことは証明できるのではないでしょうか。

 

2.減らすべきは「血糖」と「インスリン」である

人間が食べた食べ物は消化されてブドウ糖になり、血液を通じて全身の器官を巡ります。この時に血糖値が上昇し、これを検知して腎臓でインスリンが分泌されます。インスリンは必要な量の糖を全身の細胞に送り込み、細胞はこの糖をエネルギーとして使います。このとき、余った糖があれば、インスリンはそれを脂肪細胞に送って貯蔵します。

血糖値が急激に上がると、インスリンブドウ糖を次々と脂肪細胞に送り込み、結果として肥満状態になってしまうのです。

逆に血糖が多くなく、インスリン量が少なくなれば、身体はインスリンによって蓄えられた中性脂肪を分解してエネルギー源として使用します。このような状態であれば、脂肪は分解されて減っていきます。

糖尿病を予防する(痩せたい)なら、血糖値を高くない状態にして、働いているインスリン量が少ない状態にすれば良いのです。

 

3.血糖を上げないためには糖質に注意する

血糖を上げる原因となっているのは、糖質です。読者のみなさんは糖質と聞いて思い浮かべるものは何でしょうか?私が一番に思い浮かべたのは、砂糖です。砂糖は糖質の代表格ですが、砂糖”だけ”を控えれば糖質を控えたことになるのでしょうか。

答えは「NO」です。糖質は主に炭水化物に含まれており、米、小麦粉、芋類、豆類やかまぼこなどの練り物類、酒類などにも多く含まれています。

糖尿病の治療で大切なのは、「糖質制限」なのです。

日本人の一日の糖質の摂取量はだいたい300gとされています。当著書ではこれを70〜130gに制限する「ゆるやかな糖質制限」を勧めています。

参考までに、100gあたりの糖質量の一覧表のリンクを貼っておきます。

糖尿病(予備軍)の方、無理なくダイエットをしたい方、健康を目指したい方は参考にしてみてはいかがでしょうか。

https://locabo.net/dictionary/

 

4.まとめ

今回は糖尿病の食事療法についてお伝えしました。今回のまとめです。

 

1.カロリーの摂りすぎだけが肥満の原因になるわけではなく、カロリーだけに注目するダイエット法は誤りである。摂取カロリー量と肥満に相関関係はない。

 

2.減らすべきは、カロリーではなく、「血糖」と「インスリン」である。糖尿病を治療する上で大切なのは、血糖値を高くない状態にして、働いているインスリン量も少ない状態にすること。

 

3.血糖値を上げないためには糖質を制限することが有効である。糖質の高い食べ物を把握しておくことで糖質制限ができるようになってくる。糖質制限する場合の一日の糖質摂取量は70~130gを目安にすると良い。

 

 次回は糖尿病の運動療法についてお伝えします。

食事療法に関しては、この記事に記載した内容以外にかなり学びとなる部分がありました。更に学びを深めたい方は、当著書を購入してみてはいかがでしょうか。糖尿病に関する入門書として最適だと思います。

記事を読んでの気づきや質問があれば、コメント欄もしくはTwitterでリプライやDMをしていただけると嬉しいです。

 

参考図書:

 

 

糖尿病という病〜【その2】三大合併症と併発症〜

こんにちは。とぅるーたです。ご訪問いただき、ありがとうございます。

前回の記事では「糖尿病の概要」についてお伝えしました。

true-masashi.hatenablog.com

 

今回は糖尿病の本当の怖さ「合併症」と「併発症」についてお伝えします。

人によっては読むのが辛い内容になるかと思いますので、自分や家族が糖尿病を患っていたり、辛い状況にいる人はブログを閉じてください。

健康を目指したい人や血糖値が高めの人、糖尿病という病について更に学びたい人はぜひ読んでいただきたいと思います。

 

 

1.突然起こる合併症による症状

あなたの視力が大幅に低下して眼が見えなくなりました。あなたは週に3日、4〜5時間ほどかかる人工透析という処置を病院でしなくてはいけなくなりました。あなたは足を切断し、義足をつけて生活をしなければなりません。

 

これらはすべて糖尿病によって起こる「慢性合併症」です。

糖尿病はインスリンが不足したり、効きにくくなったりして血糖値が高くなる病気ということを前回の記事で説明しました。

血糖値が高い状態を放置し続けると、血液中にある糖が血管の内側に付着します。すると、血管を傷つける「活性酸素」が発生し、血管がダメージを受けます。特に細い血管が集中している眼球、腎臓、足の裏や指などの末梢神経に優先的に障害を与えます。

血糖値が高い状態が続くことで、眼が見えなくなったり、人工透析を余儀なくされたり、足を切断しなくてはならなくなります。

これらの合併症は「三大合併症」と呼ばれています。そして、これら合併症は一度発症してしまったら、治すことはできません。

糖尿病は初期段階ではほとんど自覚症状はありません。自覚症状が出るのは、かなり重症になってからです。そして、これらはまるでドミノ倒しのように次々と起こります。これが糖尿病の本当の怖ろしさです。

 

 

2.重大な病気になるリスクも高い

糖尿病の期間が長いほど、がんの発症率が高くなると言われています。糖尿病と診断されてから15年以上の人は15年未満の人に比べて男性で1.6倍、女性で1.8倍になるという報告もあります。

オーストラリアでの糖尿病患者110万人を対象に行われた大規模な調査では、感染症による死亡率は通常と比較して1.5〜4.4倍と健康な人と比べてかなり高い致死率が示されました。また、血糖のコントロールが悪いほど感染症にかかるリスクは高くなる傾向があります。

他の併発症として、歯周病が1.6〜2.9倍、アルツハイマー認知症は2.1倍という調査結果もあり、三大合併症だけでなく、健康寿命を短くする様々な病気になるリスクを抱えています。




3.糖尿病の治療の目的

糖尿病の治療を進めていく上で最も大切なのは、「合併症を発症させないこと」です。

そのためには、糖尿病診断の代表的な指標である「HbA1c」(ヘモグロビンエイワンシー)を7.0%以下に(できる限り低く)維持することが大切です。

糖尿病と診断されたら、定期的な通院を行い、主治医の指示に従いましょう。

そして、少しずつでも構わないので、食事療法運動療法を進めていきましょう。

病気をそのまま放置していると確実に病気は進行していきます。

放置し続けてしまうと、5年程度で足などの末梢神経に異常をきたし、7〜8年くらいで眼に異常が現れ、10〜15年も経過すると腎症が発症して人工透析が必要になります。

病院に通院し、主治医の指示に従って健康的な生活を送ることで、これらの合併症を発症させることなく、健康寿命を延ばすことができるのです。

 

4.まとめ

今回は糖尿病の合併症と併発症についてお伝えしました。今回のまとめです。

 

1.血糖値が高い状態(糖尿病)を放置し続けると、いずれ眼が見えなくなったり、人工透析が必要になったり、足を切断しなくてはならなくなってしまったりと日常生活に大きな障害となる「合併症」を発症する。

 

2.糖尿病はがんや感染症歯周病認知症など健康寿命を短くする様々な病気になるリスクを抱えている。

 

3.糖尿病の治療は「合併症を発生させないこと」。そのためには、糖尿病の診断の指標であるHbA1cを7.0%以下に維持していくことが大切である。そのためには、定期的な通院と食事療法、運動療法を続けていくことが重要になる。

 

 次回は糖尿病の人が食事で気をつけるべきことと、食事療法についてお伝えします。

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参考図書:

 

 

糖尿病という病〜【その1】糖尿病ってどんな病気?〜

こんにちは。とぅるーたです。ご訪問いただき、ありがとうございます。

前回の記事で自分の病気である糖尿病についての本を購入したとお伝えしました。

 

true-masashi.hatenablog.com

 

今回購入した本は「世界一わかりやすい最新糖尿病対策」(玉谷 実智夫 著 時事通信社)です。この本は図解やイラストが多く、とてもわかりやすい本で、とてもおすすめです。

私が当著書を読んで得た気付きを複数回に分けてシェアしていきたいと思います。

まず、第1回目は糖尿病の概要についてです。

今回の記事は健康(だと思っている)人こそ読んで、ぜひ行動に移していただきたいと思っています。

 

 

1.糖尿病とはどんな病気?

食べ物は胃腸で消化・吸収され、糖質はブドウ糖になります。ブドウ糖は脳や内臓の栄養源となるため、血中に取り込まれて全身を巡ります。糖が血中に取り込まれると、血糖値が上昇します。血糖値を正常に保つため、膵臓からインスリンが分泌され、血糖値を下げる働きをします。

糖尿病になると血糖値を下げるインスリンが不足したり、効きにくくなったりして正常な糖代謝が維持できなくなり、血液中にブドウ糖があふれてしまうのです。

 

2.1型糖尿病と2型糖尿病について

糖尿病は発症原因によって1型と2型に分けられ、発症に遺伝や生活習慣や肥満に関係しないのが1型、遺伝的な要素に加えて肥満・食べ過ぎ・運動不足・ストレスなど生活習慣と大きな関わりがあるのが2型です。

すべての糖尿病に対しての割合としては1型が約5%、2型が約95%でほとんどが2型です。ちなみに、私も2型糖尿病患者です。

 

3.糖尿病(予備軍)になると、どんな症状が起こるのか?

血中に糖があふれている状態が続き、生活習慣を改めなかったり、治療をしない状態が続くと、頻尿・多尿、口や喉の乾き、疲れやすいなどの「高血糖症状」がでてきます。

これらの症状は自覚しづらく気づかれないことも多々あります。

症状がさらに悪化してくると、「糖尿病ケトアシドーシス」という症状が急激に発生することがあり、急に喉が渇き、たくさん水を飲み、尿が増え、全身がだるくなり、ひどい場合には意識がなくなって昏睡状態に陥る場合もあります。

 

4.糖尿病を発見するための手段

糖尿病は早期発見・早期治療が大切です。定期健康診断または人間ドックを毎年受け、空腹時血糖が高めまたはやや高めの場合は糖尿病検査(HbA1c)を受けることをおすすめします。

直近で受けた健康診断の結果を確認してみてはどうでしょうか。もし、血糖値が高めだったら、次回の健康診断では糖尿病検査を受けてみましょう。

自覚症状がなく、初期段階では生活に支障をきたさないことから治療や通院が軽視されがちですが、進行すると合併症により足を切断しなくてはいけなくなったり、目が見えなくなったり、人工透析が必要な状態になったりと深刻な病気です。

 

5.まとめ

今回は糖尿病の概要についてお伝えしました。今日のまとめです。

 

1.糖尿病は血中へ取り込まれた糖を下げるホルモンである「インスリン」が不足したり効きにくくなったりして正常な糖代謝が維持できなくなり、血液中にブドウ糖があふれてしまう病気である。

 

2.糖尿病は大別すると1型と2型があり、患者の殆どは2型である。2型糖尿病は生活習慣の悪化により発症する。

 

3.糖尿病の症状は自覚しづらいため、日頃の健康診断で血糖の状態を管理し、状況によっては糖尿病の検査を受ける必要がある。

 

 次回は糖尿病の本当の怖さ、合併症や糖尿病が原因で発症する病気についてお伝えしたいと思います。

記事を読んでの気づきや質問があれば、コメント欄もしくはTwitterでリプライやDMをしていただけると嬉しいです。

 

参考図書:

 

 

電気代を抑えるコツ

こんばんは。とぅるーたです。

毎日暑い日々が続いてますが、いかがお過ごしでしょうか。

 

休みの日はエアコンの効いた室内でゆっくり過ごしている、そんな生活を送っている方も少なくないと思っています。

 

テレワークも進み、「おうち時間」も増えていると思いますので、今回は電気代を抑えるコツについて記していこうと思います。

 

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なぜ今回はこのテーマにしたか。それは、私の仕事が「省エネに関する仕事」をしているからです。

省エネに関する資格「エネルギー管理士」の資格も取得していますし、業務上でもエネルギー管理の仕事をしています。

 

みなさんは、省エネというとどんなイメージを持っていますか?

なんとなく、めんどくさそう・・・だったりだとか、エアコンつけなければ省エネ

になるでしょう。とか思ってませんよね?

 

今回はそんな方でも短時間で効果の出る省エネをいくつかご紹介いたします。

特に夏季(7月〜9月)はその他の季節に比べて電気代が約1.1倍になるんです!

東京電力管内低圧電力契約の場合)

効率的に省エネをして家計の負担を減らしていきましょう。

 

1 .エアコンのフィルターをこまめに掃除しよう

 なぜフィルターを掃除すると省エネになるのか?

フィルターがホコリなどで汚れていると、エアコンの熱交換(暖かい空気と冷たい空気の交換)がうまく行かなくなります。そうすると、エアコン自身はもっと能力を出そうとしてモーターの出力(消費電力)を上げます。簡単に言うと、自転車をブレーキを掛けながらおもいきり漕いでいる、そんなイメージです。

ここでのブレーキに当たるのが、フィルターのホコリです。ホコリを掃除してあげることにより、エアコンは適切な出力で運転できるようになり、結果、電気代の削減に繋がります。

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2.使っていない機器のコンセントプラグは抜こう

 たとえスイッチを入れていない機器でも電気は使っています。

特に電子レンジなどの調理家電はたくさん電気を使いますので、スイッチ付きの

延長コードにつないでスイッチを切るか、思い切ってコンセントプラグを抜いてしまいましょう。コンセントプラグを抜くことで電気火災の予防にも繋がります。

 

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3.効率を考えて使う機器を選ぼう

 新しければ新しいほど、一般的に機器の性能は向上しています。

パソコンに関しては、デスクトップよりノートPCのほうが電気使用量が少ないです。

意外とあなどれないのは照明です。白熱電球や蛍光灯を使用していませんか?

LEDにすることで年間の電気代が年間6,000円以上もお得になる場合がありますので、簡単にもとを取ることができます。

LEDのメリットはそれだけでなく、長寿命であり、虫が寄ってこないという点もあります。

ちなみに、我が家のトイレと玄関の照明は、人感センサーによる自動点滅機能付きのLED電球です。

 

以上、今回は電気代を抑えるコツをお伝えしました。

まずは、汚れているエアコンのフィルターを掃除しちゃいましょう。

電気代も下がるし、気分もスッキリしますよ!